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240×80

「浮気なんかしちゃやあよ」私は探るような上目遣いで彼を見た。

「してないよ」

 笑いながら彼は答える。「そんなことするわけないじゃない」

「ほんと?」私は彼の腕にしがみつく。顔を近づける。

「ほんとに?」

「もちろん」

「よかった」

「よかった、ばれてないみたいで」

 彼はいたずらっぽく笑う。私もやっと笑う。

 ほんと、この様子じゃばれてないみたい。

 

 「うわき」おしまい。